グーグルの新サービス「Google Wave」と「Google Voice」 
2009年10月 4日 12:42 » Webサービス
2009年になってGoogleから2つの新サービスが発表された。
1つはGoogle Waveで、もう1つはGoogle Voice。
Google Waveの方は「コミュニケーションに革命を起こす」などと騒がれているが、「既存のコミュニケーションツールを統合する」ぐらいが正しい気がする。メールとチャット(リアルタイム掲示版)、文書の協同編集などをブラウザー上の同じプラットフォームで行うことができ、また公開されているAPIを使って開発者が派生アプリケーションを作成することも可能だ。昔からプラットフォームを制することが業界を制することに繋がっていて、IBMのコンピュータ、マイクロソフトのOSと続いて、今度はGoogleがWaveで業界を制していくのだろうか。
ただ、Waveはあくまでもプラットフォームなので、エンドユーザーにはあまり関心が湧かないかもしれない。派生アプリケーションが次々と出てきて初めてその存在が大きくなっていくのだろう。
一方Google Voiceはエンドユーザーというか、テクノロジーなど意識しない普通の人間の生活を変える可能性がある。
このサービスの最大の特徴は、1つの電話番号(グーグルナンバーと呼ばれる)に複数の電話番号を登録できることだ。例えばグーグルナンバーに自分の携帯、家、オフィスの3つの番号を登録しておく。すると誰かがグーグルナンバーに電話をかけた時に、携帯、家、オフィスの3つの番号が鳴るようになる。さらに設定を変えることにより、Aさんから電話がかかってきた時はオフィスだけを鳴らし、Bさんからかかってきた時は家と携帯を鳴らす、なども実現可能だ。
その他にも、
・着信拒否設定をできる
・固定電話への留守電メッセージを、メッセージが残されている最中に携帯から聞くことができる(途中で電話に出ることも可能)
・留守電メッセージが文字として保存される
・留守電メッセージをメールで送信することができる
・電話している最中に電話機を変えることができる(最初に家の電話で応答して、途中から携帯に持ち変える)
などの機能がある。
さらに、現在はアメリカ国内しかサービスが提供されていないようなのだが、国内通話は無料で、国際電話も低価格(日本の固定電話へは$0.03、携帯電話へは$0.14)で通話可能となっている。Google Voice自体のサービス料は無料だ(ただし、今のところ申し込んだからといって誰でもサービスを利用できるのではないらしい)。
もし日本で同機能のサービスを開始するとしたら、日本語の音声認識という問題もクリアしなければならないのだろう。自分としては音声認識機能はなくてもいいので、こんな便利なサービスがあったらぜひ使ってみたい。
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Profile
Junya Sano
CTO at 4plus Inc.
B.S. degree in Computer Science at Oregon State University.
Specialty in web development, especially LAMP.



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